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2021-04-23

「SDお別れサービス」を利用してみる

「スーパードルフィーお別れサービス」は、ボークス製のSDを有料でボークスに引き取ってもらうサービスです。わざわざお金を払って引き取ってもわらなくてもドールを手放す手段はほかにも色々ありますが、そこそこ大きなキャスト製のドールを手放すのって結構大変なんですよね。

ヤフオクに出したりフリマアプリで売るのは気持ち的にNGだったり、売るのがOKな場合でも今度は写真撮って説明文書いて出品して梱包して発送して…っていうのがかなり面倒くさい。写真に写りきらない傷や黄変があった場合にトラブルになったら…なんて思うとますます腰が重くなってしまう。

だからと言ってゴミの日に出してしまうというのは、それこそ心理的にNGな人が多そう。

というわけで、たとえ有料でも引き取ってもらえるならそれはそれで選択肢の一つだなと思って、今回はそのサービスを利用してみました。

一月末にオンラインで申し込み→二月上旬に「お別れサービスセット」受け取り→二月中旬にドール発送→三月下旬「感謝のスーパードルフィーハート」到着

こんな感じで、やり取りには約二ヶ月かかりましたが、「感謝のスーパードルフィーハート」は希望者にのみ送られるので、希望しなければドールを発送した時点で手続きは終了です。

今回送ったのは素体変更した際に余った「SD少女のボディのみ」。どんな状態の物でも受け付けてくれるという文言通り、ヘッドがなくても大丈夫でした。製造年月もかなり古いもので、脛パーツに欠けもありましたが、そのあたりも問題なし。

持て余していたボディのみを手放したということで特に感傷もなかったのですが、「感謝のスーパードルフィーハート」がどんな物か見てみたくて希望したら、宛名もメッセージも手書きの物が送られてきたのでちょっとびっくりしました。中に入っていたのはロゴ入りの巾着にハートのストーン。こ、これが「感謝のスーパードルフィーハート」…。遺骨でダイヤモンドを作るアレが脳裏を過ぎったり過ぎらなかったりしましたが、思い入れのあった子なら「こういう形で帰ってきてくれたんだね」という感じになるのかもしれないな、と…。このちょっと宗教感が漂う感じ、ボークスらしいっちゃボークスらしい。

実は最近、ドールが増えすぎたなと思って幼SDを二体手放しました。その時は「新しいオーナーさんが遊んでくれたらいいな」と思って里子に出したのですが、そして、もし他のSDやDD、ユノアを手放すときもそうしたいなとは思っているのですが、思い入れのありすぎる一体目のSDを手放す時がきたら、その時は「お別れサービス」を利用するもありだなと思っています。たとえお別れサービスで引き取ったドールをボークスが再販売するのだとしても、それはそれで気持ちの問題、というか。(普段ドライなくせに一体目には若干ウェットなの何なんだろうね)

それから、もし自分が死んだあと周りにドール者が居ないのにどうしようって思うオーナーさんは、周りの人にこのサービスの事を伝えておくのもいいかも。ドール知らない人がヤフオクやフリマアプリで売るのはまぁまぁ大変なので。

なんか終活っぽい話になってきたな。別にそういうつもりもないし、ドールはまだまだ愛でていくつもりです。SDもDDもユノアもオビツも、みんな違ってみんな良い!