ブルステ4th感想(?)
5月30日、初のブルステ現地でした。
一回しか観てないのにこんなことを言うのもなんなんですが、6月1日のソワレが終わったらこの世から猪野冴がいなくなってしまうと考えると虚無です。悲し過ぎる。
ブルステはシリーズを通して上演時間がいつも2時間程度なのが本当にありがたいな~と思いながら観劇に臨んだんですが、とはいえ原作でいうと4巻とちょっと、アニメでいうと9話分を2時間にまとめているわけで。展開が、展開が早すぎる……!めまぐるしい。マジで目と脳が足りない。2時間で処理しきれる情報量じゃないかも!
メインの潔くんはずっと1.25倍速くらいの早口で喋ってて、原作やアニメ未履修だったら置いて行かれるレベルです。台詞を削るんじゃなくて巻きで喋るという解決方法なのが脳筋すぎて好き。
私は竹中潔くんと草地凛ちゃんと佐藤凪のビジュアルが大大大大好きでして、今回の4thもそのあたりのキャスト変更がなかったからチケットを取ったようなものなんですが、なぜか冒頭の通り猪野冴に心を奪われて帰ってきました。おい、顔の整ったプライドの高い傲岸不遜男が好きすぎるだろ。
糸師冴というキャラクターはもともと嫌いじゃないんです。ビジュアルも良いし、偉そうだし、CVは櫻井孝宏だし。でもね、原作で糸師兄弟の過去が明らかになるたびに「なんやこいつ……」ってなるんですよ。凛ちゃんが今あんなんなの、全部コイツのせいじゃん!?って。だから最推しではなくて、凛ちゃんが可哀想でしょ!一回ちゃんと謝って!!!って感情の方がでかくて。
いや、もちろん今回の舞台でもそれは思ったんですけど。
ナイトスノウのシーンとか、あらためて本当になんなのこの兄貴って思ったし。凛ちゃんの「結局 俺は 兄ちゃんの隣にいたかっただけで」ってモノローグがほんとうにつらい。
凛ちゃんなんかさぁ、お兄ちゃんのことあんなに恨んでるって言うくせに、口癖の「ぬりぃな」はお兄ちゃんのマネっこなんですよ。もうそんなんさぁ、めちゃくちゃ兄に囚われてるじゃん。未だに。どうしてくれんねん……。
なのに冴ちゃんは試合中にバカクソでけぇ声で「俺の影として生きてくカス弟だ!!!!!!!」って叫ぶんですよ。どうなってる?人の心とかない感じ??いやていうか叫ぶんだ!?原作ではわりと落ち着いてなかった??大きい声出さないでッ!!!!
でも、その人間としてどうなん?みたいなのがどうでもよくなるくらいメロってしまったんですよね。猪野冴のビジュアルが刺さりすぎて(最悪)
だってさぁ、もうさぁ、試合が始まるぞってとこでグローブくわえながら出てくるんですよ!?終わりじゃん。完全に「理解」されてる。釘付けです。
我々オタクは猪野さんの手のひらの上で転がされるしかないってわけ。
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助けてくれ~~~~~!!!!!!!
いやでも待って✋他にもあるんです、感想は。
竹中潔くんと草地凛ちゃんは実際に見てもめちゃくちゃ可愛かったし、桜庭愛空の色気はすごいし、松田士道はほんと原作からそのまま飛び出してきたみたいで、話し方はアニメに寄せてたのかな?士道のイカれてる感じがすごく良かったしバク宙すごかったし!
磯野オシャの日替わりは面白かったし、三浦ひおりんと伊万里馬狼のカテコは笑ったし、アフタートークの白宝コンビがめちゃくちゃ仲良しでかわいかった~とか、松本閃堂の瞬間吸収トラップすごかったな~とか!!
ね~ほんと、驚きの浅さ。感想書くの向いてな。
4thが始まる前、役者さんたちが「一区切り」みたいなことをポストしていて、エッ、5thないってこと!?と思ったりもしたんだけど、でもエピ凪の舞台化も決まったし、アンケートに次回作の項目もあったし、まだ完全に希望を捨てなくてもいいのか……?みたいな。
個人的には舞台版カイザーが見たくてたまらないのでぜひ5thをやってほしいんだけど、でもたとえ5thがきても冴ちゃんはいないんだよなぁ……!!!うう……猪野冴……俺を置いていかないで……。