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2017-02-03

アートワークを描いた話


 また描いたんですか? はい、また描きました。Podcastのアートワークです。

 今回はなんと、あのBest of 2016 今年のベストPodcast選出作品でもある「大阪の一般人によるポッドキャスト」、通称「だげな時間」のアートワークです。

「だげな時間」はアートワークが月替わりで、しかもそれがリスナーからの応募で成り立っている、すごい番組です。おたよりの多さから推して知るべしという感じですが、こういう企画一つとっても、人気のある番組なんだなあ、改めて感じます。

 社交辞令とはわかっていましたが「いつか伊織さんも描いてくださいよ」と去年から何度かお声がけいただいていたので、僭越ながら2月分を担当しました。だげな時間のアートワークは一ヵ月限定なので、気兼ねなく思う存分イベントっぽくできて、描いていて楽しかったです。

 滑り込みでしたが、運よく2月の枠を頂けたので、バレンタインを前面に押し出して甘々にまとめ、サイレンスオカヨちゃんとチョコで出来た柴犬風キャラ(どちらもだげな時間の番組ツイッターアカウントで連載中のリレー漫画(?)「ペトカミ」より)を描きました。私は服装を変更してしまいましたが、競走馬モチーフのサイレンスオカヨちゃんのデザインは秀逸だと思います。

「だげな時間」は月~金の週5で更新されていて、配信回数はすでに200回を超えています。配信回数が多い番組は、空気が出来上がっているんじゃないか、新規は入りづらいのではないか、感じるかもしれませんが、そうは言ってもまだ一年目(もうすぐ二年目)の番組です。1回1回は約15分と短いので、聞いたことがない方には、気になるタイトルを2つ3つだけでも聞いてみてもらえたらなと思います。

 映画の感想回、おたより回、準レギュラーの鈴木さんがいる回、涙ぐんでしまうようないい話の回、いろいろありますが、私は、日常の何気ないことに対し芝山さんが熱く語り(怒り)、それに対しておかよさんが「また怒ってはるわー。へ~そうかなぁ。う~ん、せやなぁ……まぁ知らんけど」というテンションでいる、通常の何気ない回が好きです。知らんけど。


 ちなみに、一番最初にアートワークを描いた「ジンきとぽてこの、話せばわかる」と今回の「だげな時間」は、Podcastアプリを立ち上げると出てくる「ニューリリースと注目作品」に表示されているので、2月いっぱいはこんな感じです。……なんでしょうね、この濡れ手に粟感。