劇場版 Fate/stay night [Heaven’s Feel] I.presage flower

100年ぶりにタリーズでカフェモカを飲んだのですが、上のクリームを溶かしたくて、でもテラス席まで出てきてしまったからスプーンやらなんやらを取りに行くのが面倒で、まあなんとかなるかと紙コップをぐりぐり揺らしていたら、友だちに「木の棒貰ってこいや！」と突っ込まれてめちゃくちゃ笑った。
木の棒て。いや木の棒ですけどね？？？

そんなこんなでHF。
いやぁもう……本当にすごかった。素晴らしかった。ありがとうFate、ありがとうufoって感じ。
Fateにはまって数年の私がこうなんだから、リアルタイムで好きだった人は感慨もひとしおだろうな。

劇場の大きな画面で見ても間の抜けないどっしりとした画面作り、それとは明言されないものの、端々に感じる不気味さ。サーヴァント戦のかっこよさと、桜視点そのものなエンディング曲。
慎二の掘り下げ方もたまらんかった。2時間でストーリーめちゃくちゃ進めてるのに、駆け足感がないどころかこの丁寧さ。取捨選択がすごい。

HF映画化が発表された時、UBWと同じように地上波アニメ2クールでやってほしかったなぁと思う気持ちがないわけではなかったのだけど、あのサーヴァント戦をあの大画面大音量で見せられたらもう何も言えない。
ランサーもライダーもめちゃくちゃかっこ良くて、軽率にもっと好きになった。

映画を見てからこっち、「花の唄」を延々リピートして聞いている。
はじまりは“戯れに伸ばされた手”だったんだなぁ。いろんなFateが頭をよぎって、なんだかすごく泣きそうになった。