京都をふらふらした話
秋ですね。行楽の季節ですね。だからというわけでもないんですが、ふらりと京都に行ってきました。曇りのち雨のち曇り…みたいな日が続いていたのに、なんとこの日は心地よい快晴。日頃の行いってやつやな。知らんけど。
まずは伏見稲荷大社です。明るい時間帯に来るのは初めてなんですが、観光客と修学旅行生に向けて屋台が出てたりしてお祭り感がありました。っていうかマジで外国人観光客が多い。中国語飛び交いまくり。写真映えするもんなぁ。この後行った本能寺には…全然……人が……………。
あとどうでもいいけどよく見たら奥の女性もポムポムプリンのぬいで私と似たようなことをしている。
ほんとは逆からのほうが綺麗なんですがまぁまぁ…ね…人が多くて難しいわよね…。体力のなさを考慮して上までは登りませんでしたが、雰囲気は十分満喫できました。帰りにきつね面のストラップも買ったよ。厨二心をくすぐられるよね、きつね面。
電車に乗って四条へ移動、フランソア喫茶室でおひるごはんを食べました。ここは「カフェー小品集」の聖地ですね。
初めて行きましたがなるほど内装や制服にぐっとくるものがありました。お客さんの年齢層が高めで落ち着いた雰囲気なのが素敵です。禁煙だけどお酒が飲めます。私は白桃ジュースとピザトーストを頂きました。
わたしとやばいくま。
京都に来たら鴨川で黄昏なければならない決まりがあります。そろそろ本格的に寒いけど。あと、特に何か見えるというわけでもないんですけど。
〆はみなさんご存じ喫茶ソワレです。ずっと行きたい行きたいと思っていたのですがようやく!ついに!!噂通りというか期待を裏切らないというか、青い照明に照らされた店内も、意味不明なミロのヴィーナスのレプリカも、なにもかもが最高。海の底に沈んでそのまま時を止めてしまったかのような、不思議な喫茶店です。
喫茶ソワレと言えば「ゼリーポンチ」ですね。店内が暗いので写真では魅力を伝えきれないのが残念。ひたすら見た目が美しいことだけに突出していて素晴らしいのですよ。
ゼリーポンチを頼んだら、輪郭の曖昧な色をスプーンでひとつずつすくい上げながら食べましょう。おもちゃの宝石を食べているようで胸がきゅんとするから。