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2016-12-12

ひきこもりとパウンドケーキ


 着る毛布 Groonyのサイトを眺めながら買おうかどうしようか迷っていたら、そんな私を見た母が「じゃあコレがお誕生日プレゼントってことで」と言って買ってくれました。丈のタイプが3種類あって迷ったのですが、結局は暖かさ最優先のレギュラータイプ。色はブリティッシュ・チェックです。

 袖も裾もズルズルに引きずる長さなのでちょっと鬱陶しいのですが、その鬱陶しさがどうでもよくなるくらいサラふわで暖かい。

 最近は帰宅したらすぐこれを着て翌朝家を出る直前まで脱がない生活を送っています。もはや体の一部と言っても過言ではないレベル。脱いでいる時間の心もとなさが半端ではなく、もこもこを奪われた羊のような、皮を一枚剥がれた感があります。

 お家大好き引きこもり人間なので、お家に居る時間を快適にできるアイテムを入手できて大満足しているのですが、休みの日にだらだらと昼過ぎまでパジャマから着替えもせず、髪はぼさぼさ目は半開きで着る毛布にくるまっている様子は、客観的に見なくてもかなりアレ。早く人間になりたいと鏡を見るたび思うくせに、寒いとすべてが億劫です。


 動きの鈍い体を何とか持ち上げて、小麦粉&ベーキングパウダー消費活動の第二弾として紅茶のパウンドケーキを焼きました。

 パウンドケーキは手間が少なくサクッと作れてそうそう失敗しないところがよいですね。見た目は地味ですがおいしいです。