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2017-05-29

よしなしごと


 自作ぬいぐるみ・やばいくまの擬人化デザインが気に入り、しばらくいろいろ描き散らかしていた。

 インスタグラムにはアップしたのだけれど、どうせなのでこちらにも貼っておく。あほの子っぽいと話題の擬人化バージョンだが、表情が豊かなキャラクターは描いていて楽しい。

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 お弁当用のお箸箱を新調した。

 ずっと割れたままのものを輪ゴムで留めたりしながら使っていて、それでもまぁ別に言うほど不便じゃないよなーと思っていたのだけれど、ロフトに行く機会があり、そういえばお箸箱が壊れていたんだ、ようやく買い替える機会に恵まれ、壊れにくさ重視、スライド式のものを購入した。

 新しいお箸箱は素晴らしい。

 なんといっても鞄の中でお箸がバラバラにならない。

 そして当たり前のことに気付く。モノは壊れていないほうがいい。


 外国人の男女と話す機会があった。

 女性は日本語が少し話せるが、男性は日本語が分からない、そんな二人だった。

 私があることを教えると、女性が「天才!」と言った。私は「語彙を失った日本のオタクかよ!?」と思いながら、その日本語の堪能さに驚いていた。

 女性が男性に話しかける。どうやら私が教えたあることを男性に通訳しているらしい。聞き終えた男性が目を丸くして言った。「Genius!」

 あ、そういう「お前、天才かよ!?」みたいなの、そっちも「Genius!」って言うんだ!?と思った。

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 iPhoneの万歩計データをたまに眺める。

 休みの日は「117歩」とか「180歩」とか、とにかく3桁しかなくて我ながらどうかと思う。独房の囚人の方歩いているかもしれない。

「座っている時間を短くしましょう。もっと体を動かしたり、運動したりしましょう。」と書いてあ
り「君の言う通りだよ」と思う。


 ここ最近ずっと、宿題の終わっていない8月31日のような気分でいる。焦る。焦りながらごろごろしている。

 別に途中でやめても誰にもなんにも言われないことを頑張っているとき、必ず思い出すことがある。

 それは小学生の時プールで25メートル泳ぎきった時のことで、高校生の時マラソン大会で5キロ走りきった時のことだ。

 25メートル泳げなくても怒られたりはしない。マラソン大会は途中で歩いてもゴール地点にたどり着きさえすればいい。

 息継ぎが上手くできなくて苦しくて、わき腹が痛くてしんどくて、あーもうむりやめよっかな、と、考えなかったはずがない。ただ、ここでもうちょっとだけ頑張れば、あとで後悔しないかもな、そう思ったからやりきった。

 25メートル泳げなくても、5キロ走りきれなくても、まぁそんなもんか。後悔しなかったかもしれない。でも、やりきれれば必ず、達成感を得ることができる。

 私の一番のファンは私だ。

 怠けるということは、そして怠けたせいで目標を達成しないということは、一番のファンをがっかりさせることに繋がる。

 だから、私は私をがっかりさせないために、そして、達成感を得るために、もう少し頑張ろうと思う。