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2023-11-03

ハロウィンシーズン USJに行った

iPhone15

ハロウィンを舐めていた。平日でもめちゃくちゃ込んどる!!

今回は10月31日と11月1日、一日目は15時から、二日目は開園から閉園までの1.5dayパスで遊んだのだけれど、ずっと晴れていて気温も暑すぎず寒すぎず秋らしいお天気だったのが唯一の救い……というくらいどこもかしこも混んでいた。

最近やっとiPhoneXsからiPhone15に買い替えたのだけれど、今回USJで遊ぶにあたって電池の持ちが段違いに良いというのがかなりのアドだった。あとカメラがめちゃくちゃ”良い”なって……。

もちろんミラーレスも持って行ったのだけれど、途中で「あれ?iPhoneでよくね?」となってから写真はずっとiPhone。もう重たいミラーレスを持っていかなくていい……ってコト?とは言えそれはそれでなんだか寂しい気もする。

iPhone15

今回乗ったのは
アメージング・アドベンチャー・オブ・スパイダーマン・ザ・ライド4K3D
ミニオン・ハチャメチャ・アイス
ハリー・ポッター・アンド・ザ・フォービドゥン・ジャーニー
貞子の呪い~ダーク・ホラー・ライド~
の4つ。

私はジェットコースターがどちらかというと苦手タイプなのだけれど、唯一の同行者が乗りたいと言えば付き合わざるを得ない。
とは言えジェットコースター全てが嫌いというわけではないので、ハリドリやフライングダイナソーくらいとんでもないものでなければ――たとえばスパイダーマンなんかであれば、乗り慣れているしむしろ進んで乗りたいと言えるのである。
今回問題だったのは初挑戦の貞子。スペース・ファンタジー・ザ・ライドだった。

「スペース・ファンタジー・ザ・ライド」は室内ジェットコースターなので当然外からコースが見えない。つまり怖さの予想がし辛いのである。ビビるあまり事前にネットでアトラクション名を検索したが、「ジェットコースターは苦手だけど楽しめた」と言う人もいれば「泣くほど怖かった」と言う人もいて全く参考にならなかった。
ちなみに通っている美容室の担当が「スぺファンにジェットコースター嫌いの同僚を乗せたら、こんなのって知ってたら乗らなかった!って言ってました」と言っていたので、どうしてそんなひどいことを……と震えた。

はたして、待機列でさんざん聞かされていた通り、スぺファンは急上昇、急降下、なにより急回転が激しいアトラクションだった。あまりに首が持っていかれるので、ただひたすら遠心力に身を任せるしかないという状況に爆笑してしまった。
結果として私の苦手とする落下感はそれほどなかったので怖くて泣くというほどではなかった。ただただ「無茶苦茶されたな……」という感じ。予測できないという緊張もあったので、終わった頃には手のひらが汗でびっしょりになっていた。
乗れなくはないけど乗るのには気合がいる。そういう類のアトラクションとして記憶しておくことにした。

次に来る頃にはスパイダーマンが無くなっているのだな……と、最後のライドを噛みしめた。初めて乗った時、本当にヴィランが怖かったことをいつまでも鮮明に思い出す。スパイダーマンに命を救われたと感動して、それからはずっと、USJに来たら必ず乗るアトラクションだった。

iPhone15

テーマパークに来ると、夕方~夜は猛烈に寂しくなってしまう。

ああ、楽しかった一日が終わるんだという切なさ。そういうメンタルの時に夜のパレードほど効きすぎるものもない。非日常の、夢の中の煌めきそのものみたいで。

ただ、今回のUSJではそういった感傷に襲われなかった。なぜなら18時からはホラーナイトが行われるからである。

ホラーナイトを回避できるエリアもあるのだけれど、お土産屋さんなんかを見ながら帰りたいよね~となると、ハリウッドエリアを闊歩するゾンビたちに出くわすことになる。響き渡るチェーンソーのエンジン音とゲストたちの悲鳴。これでどうして感傷に浸れようか。

USJに行く前、先述の美容師に「15回に一回くらいAdoちゃんが流れて、キャストもゲストもみんなゾンビダンスを踊るんですよ!(ダンスを覚えていかないと浮きますよ!)」と言うようなことを言われた。どんなダンスかしらと検索したところ、到底自分に踊れるとは思えないダンスだったので覚えてはいかなかったのだが、結果としてゾンビダンスは一度しか見かけなかった。そして「みんな踊るの?!コレを……!?!?」と慄いていたのだけれど、現実のゲストはそれほど踊って(踊れて)いなかった。陰キャの皆さん、安心してください。ダンスなんか踊れなくても生きてゆけます。

そういえばめちゃくちゃイケメンなダンサーさんが出ているというショーも、ハミクマも見かけなかった。ゾンビダンスを踊れるようなUSJガチ勢はそっちのエリアに居たのかもしれない。

iPhone15

スーパー・ニンテンドー・ワールドは整理券制になっていた。私たちが入れたのは両日とも日が沈んでからだったのだけれど、ニンテンドーエリアだけ嘘みたいに明るくてびっくりした。

中のアトラクションやカフェは相変わらず混んでいて、整理券制ってなんだ……?と思う。目当てのピノキオカフェは70分待ちだったので諦めて、そうすると他に目当てもないのでグッズだけ見てすぐに出た。大きいボム兵のぬいぐるみがまんまるで可愛かった。でも大きいのでやめておいた。

iPhone15

友だちの写真を撮り、私も写真を撮ってもらう。

USJのために服も買ったしヘアメもしたし、良い感じのフォトスポットもリサーチしてきたので、どうしてもいい感じに撮ってもらいたかった。カメラの設定をし、まず友だちを撮り、撮った写真を見せつつ「ここからこういう角度で撮ってね」と頼むのだけれど、なかなか私の意図するように撮ってもらえない。しまいにはケンカになった。ケンカ、というか私が一方的に不機嫌になって不満をぶつけてしまった。疲れていたのも良くなかった。

iPhone15

拗ね散らかしたあと、最後にカルーセルの前で「せめて一枚でいいから納得のいく写真が欲しい」と粘った。(粘らせた)後からデータをみたら、気に入る写真が撮れるまで20分くらい撮らせていた。

テーマパークに行って別れるカップルって結局こういうことだよな……と後から反省。でもほら、エモくていい写真じゃないですか?ねえ……。